「自分が嫌な思いをしたのは、〇〇さんがこう言ったからだ」
「こんな性格になったのは育てた親のせいだ」
こんな風に何でもかんでも人のせいにする人、周りにいませんか?
私の知っている人の中にも数名います。
イライラするのはお前のせい、自分が不幸なのはお前のせいと平気で言う人が。笑
こういう考えの人は一生成長できないし、こんなことを平気で口走る人の近くにいることは害でしかありませんよね。
何もかもが人のせい、自分は絶対に悪くない。
直球で言うと「馬鹿ですか?」と言いたくなりますね。
目の前で起きている現実は全て自分が引き起こしていることなのにも関わらず、その原因を人のせいにしてしまう人がいます。
そういう人は自分自身の非を絶対に認めることもありませんし、反論や指摘をされようものなら烈火のごとく怒り狂います。
そうなると周りにいる人は疲れますよね。
自分に原因があるのにその事実から目を背けます。
すなわち『反省すること知らない』ということです。
反省をしない彼らは全ての原因が外部にあると思い込んでいるので、何度も同じ過ちを繰り返します。
思考回路としては、例えば・・・
↓
②自分に非はあったのかorなぜ言いなりにならないのかなど考える
↓
③やっぱり自分は悪くない、悪いのはあいつだ
↓
④反省せずに①に戻る・・・
この無限ループです。
私だったら嫌ですけどね・・・こんな負のループ。疲れそう。笑
人から受け入れられず孤立する
何でもかんでも人のせいして責任逃れする=他責化する人は、当たり前ですが確実に孤立します。
自分の思い通りの結果になるように人に押し付けてしまうので、もちろん回りからの理解を得ることはほぼ無理な話でしょう。
そういった横柄なことを続けていくうちに「この人はややこしい人」として認定されてしまい、周りの人からあまり関わらないように距離を置かれるようになります。
仮に普通に話をしていたとしても、たいがいの人は上辺だけの相槌や返答のみです。
めんどくさい話に巻き込まれて後からワケのわからない言いがかりを付けられるのがイヤなので、当たり障りのない会話しかしてもらえません。
ましてや人として頼られることもなく、相談されることも皆無です。
承認欲求が強すぎる
このようなタイプになる傾向としては、自分のことを認めて欲しいという承認欲求が強い人が多いような気がします。
そもそも自分自身に自信がないことから始まっているようですが、そればかりは幼少期やこれまでの人生の過程で築き上げられてきているものなので、なかなか自分で気付くことも少なく直そうと思っても簡単に直せるものでもありません。
しかし他人はそこまで人のことを考えるほど暇ではないので本来そこまで気にすることでもないのですが、当事者はいつも自分が周りからどう思われているか・どう見られているかということと、少しでも自分を良く見せようと無理な自分を作り上げようとしているので、常にストレスMAXです。
この無駄なストレスにより、自分自身をどんどん精神的に追い詰めてしまうので精神的にやられてしまい、最悪の場合は鬱になったり引きこもりになったりするようです。
ただこのタイプで鬱になったりした場合は、ほとんどが『ワガママ病』なので本物の鬱ほど深刻ではありません。
本物の鬱の人はここまで攻撃的にはなりません。
他責化する人への対処法
一言で言うと『放置が一番』です。
冷たい言い方かもしれませんが、孤立するのも鬱になるのも本人の問題であって周りにいる人間には全く関係ないうえ、本人が変わろうとしない限りどうにもなりません。
意味の分からない言いがかりを付けられても、「あ、またか」という感じで軽く受け流しておけばいいです。
ここでムキになって言い返そうものなら、相手は躍起になってどんどんヒートアップするだけで何の解決にもなりません。
とにかく必要以上に関わらないことが得策だといえます。
ちなみに先ほど書いた承認欲求が強すぎて精神の異常をきたしているものに、自己愛性人格障害というものがあります。
この障害になっている相手は、残念ながら周りの人間を不幸にしかしません。
対処法もなく、調べてみても『絶対に関わるな』としか出てきません。
さいごに
病気とワガママは紙一重。
自分は絶対に悪くないと言い切り、何もかもが人せいだと豪語する人は成長しきれていないうえに、この先も成長することは可能性として薄いでしょう。
結局、関わる周りの人間が嫌な思いをするだけなので距離を置かれてしまっても仕方がないことですね。
職場や身近な存在にこういう人がいると疲れますが、その人のために自分を犠牲にするわけにはいかないのであまり関わらないようにすることを勧めます。
お互いのためにどうにかしたいと思う気持ちは出てきそうですが、他責化する本人が気付いていないことが多いため難しいかなと思います。
『人のフリ見て我がフリ直せ』『反面教師』という言葉がありますが、こんな風に他人に迷惑をかけるような人間にだけはなってしまわないように、自分は自分として気をつけたいですね。