去年の年明けに知人に誘われて伊勢神宮へ行きました。
ご利益があったのか何なのか、去年一年はとても苦労はしましたが長年のモヤモヤしていた問題を一気に解決できた素晴らしい年となり、とても清々しい気持ちで新年を迎えることができました。
そこで、今年は去年一年のお礼参りと気持ちを新たにまた一年よろしくお願いしますという意を込めて再び参拝へ行く運びとなり、今日は無事に参拝できたことに感謝しています。
伊勢神宮 外宮
伊勢神宮の参拝順路のとおり、今年も外宮から参拝して来ました。
やはり伊勢神宮の空気感は他の寺院とは違いピリッとしています。
その心地の良い緊張感の中にも御神木を始めとするたくさんの木々から溢れ出すマイナスイオンが、日々の喧騒から気持ちを引き離してくれます。
何度も来ている伊勢神宮ですが、お正月の明けた1月の参拝は少しひんやりとした空気がとても気持ち良いものです。
天気予報では午後から雨が降るとなっていたので心配していたのですが、終始、快晴に恵まれました。
左側通行の外宮には衣食住を司る『豊受大御神』が祀られており、今年も一年健康で衣食住に困ることのないようお願いをしてきました。
20年ごとに社殿を造り替える遷宮のための広大な敷地は、いかに正殿が大きいものなのかを思い知らされますね。
年明けだからなのか、ご祈祷のため神主様も数名いらっしゃり、中に入ってお参りをされている方が多かったです。
何度か参拝に来ていると、たまに結婚式に立ち会えることもあり幸せな気分にもなれます。
今年は外宮のお守りを授かってきました。
残念ながらうっかり御朱印帳を忘れてしまったのは、かなり悔やまれます。
おかげ横丁
本当は午前中に外宮・内宮の参拝をしたいところなのですが、なにせ日帰りでの参拝なのでどうしても内宮に着く頃にはお昼を過ぎてしまいます。
毎年、先にご飯を食べてからの参拝は失礼かなぁと思い空腹を我慢して参拝していましたが、今年は少し甘えさせて頂き、先にお昼をとらせて頂きました。
向かったのはいつもおかげ横丁に来たら立ち寄る『やまだ』さん。
ここのてこね寿司と伊勢うどんのミニセットは、毎年の私の定番メニューになりつつあります。
このセットで1,500円。
食の細い私にとっては十分な量です。
いつもこのセットを食べた後で食べ歩きを試みるのですが、満腹すぎて去年はコロッケとみたらし団子でフィニッシュ。
今年は食べてから参拝のため、少しは消費できるかな?と期待でした。笑
伊勢神宮 内宮
外宮と間逆で右側通行の内宮には『天照大御神』が祀られています。
大きな宇治橋の手前にある鳥居でお辞儀をしてからの参拝スタート。
外宮に比べて参道が少し長めなような気が。
途中、手水舎で手を洗わず、内宮ではいつも五十鈴川で手を清めさせていただいています。
とても澄んだ水が冬の寒さで冷たいのですが、これもまた参拝の醍醐味かなと思います。
正殿にて去年のお礼をすると共に、今年も一年良い年でありますようにと心を込めて手を合わせていたところ、正殿からフワッと風が吹いてきました。
これは神様が歓迎してくださっている意味もあるらしく、とても縁起が良いものだそうです。
今年も一年良い年になりそうだ、そう思えた参拝でした。
帰り道の参道に珍しく神鶏(しんけい)と呼ばれる、神様に仕える鶏3羽にお目にかかることが出来ました。
伊勢神宮参拝で初めて会うことが出来た神鶏にとても感動。
宮内にいるからか、真っ白な神鶏には神々しさを感じてしまいました。
再びおかげ横丁で食べ歩き
食後しばしのウォーキングで少しは小腹を空けることができたかなと、張り切っておかげ横丁へ戻りました。
今日は観光バスもたくさん来ていたので横丁もたくさんの観光客で賑わう中、さっそく何を食べようかと目に留まったのが「たこ天」。
一緒に行った知人は「かきフライ串」と「イセシマハイボール」をチョイスしていました。
にしても、この「たこ天」のボリュームがすごくて・・・。
結局せっかく消費した小腹も、この「たこ天」1本に一瞬で埋められてしまいあえなく満腹。
今日こそは赤福のぜんざいを食べようと思っていたのに、また食べられず終いでした。
いつになったら赤福にありつけるのか。
このハイブリット過ぎる胃は何とかならないのかな。笑
帰路につく
夕方頃になると人気も徐々に少なくなり、日が落ちてくるので石畳のおかげ横丁もひんやりとしてきます。
そろそろ帰ろうかと言うことで帰路につきました。
高速に乗ってものの数分走っていたら、ポツポツと雨が降ってきました。
天気予報の雨の時間が良い時間帯にずれ込んでくれたおかげで傘いらずの参拝。
3時間の道のりは、事故も渋滞もなくスムーズに帰ってくることができました。
また来年、お伊勢さんに良い報告ができるように今年一年精進していきたいと思います。