【盗難事件】家に帰ったら自転車が消えていた話

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ほんとね、こういうしょーもないコトする奴がいるんですよ。

人の物を盗んでいくような人間は、絶対良い死に方せんだろうと思いますね。

というか、呪われろと思ってしまう。笑

 

結果的に発見することができたので良かったのですが、もう色々とすっごい疲れました。

まぁでも今回の事件は私にも少々落ち度があったことも反省しつつ、今後はもうこんな嫌な思いをしないように心がけたいと思います。

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自転車がない・・・

去年の暮れにボーナスも入ったことだしと思い、かねてからずっと買おうと思っていた自転車(ママチャリ)を購入しました。

駅までは徒歩圏内とはいえ、歩くと地味に遠くて出勤時には15分もかかる距離を歩くのに少しウンザリしていたんですよね。

 

自転車を購入した日は嬉しくてちょっと遠回りして帰ってみたりして。笑

最近の自転車ってすごいですね。

チェーンからベルトに変わっているためか、こぐのもめちゃめちゃ軽くてライトのON・OFFも手元のレバーで使いやすい。

ライトを点けてもあまり重さを感じないので夜も軽快に走ることが出来ます。

 

かなり気に入って毎日片道5分の駅までの道を行き来していたのですが、つい2日前のことです。

車で買い物に出かけて家に帰ったら、何となくいつもの風景に違和感が。

ふと駐輪所に目をやると何だかスッキリ感があり、よく見るとあるはずの私の自転車がない。

 

え。自転車ないよね??

は??

状況がなかなか飲み込めず。

素晴らしき人間の想像力

人間のすごいところは、意味不明な状況になるとものすごい想像力が働くようです。

あるはずの自転車がない状況に直面した私の思考はこんな感じでした。

  • 「あれ?私、駅の駐輪所に置きっぱなし??」→「ンなアホな。買い物して帰ってきたし。」
  • 「え?どっかで呑んで帰ったっけ??」→「そんなことあるか。そもそも誰とよ?」
  • 「ん?誰かに貸したっけ?」→「いや、誰によ?笑」

まぁこんな感じで、高速で自問自答が始まったわけですが、どれも「ンなアホな」ってことばかり。

 

やっと我に返り、そこでようやく盗まれた!!!となったわけです。

たぶん自転車がないことに気付いてから時間にして約3分くらい。

ものすごく長い時間自転車置き場で過ごした気分でしたけど・・・。

そんな状況でも「人間の想像力ってすごい」と思えた私がすごい。

警察で被害届の提出と全国手配の手続き

普段はほぼ押すことのない『110』の番号。

『事件ですか?事故ですか??』と聞かれた瞬間、コレって何になるの?と一瞬考えてしまいました。笑→(窃盗事件です)

自転車を盗まれた旨を説明したところ、近くの交番か警察署へ行って手続きをしてくれとのことだったのでさっそく警察署へ。

 

警察署に入るとちゃんと連絡を受けていたようで、スムーズに手続きを始めてくれました。

車両等の窃盗事件の場合、被害届を出すと同時に自転車の捜索願いが全国に手配されるとのことで、コレを聞いたときはなかなかの手続きやってるな感が否めませんでした。

 

それにしても警察署にいた約30~40分くらいで、なんだか色んな人間ドラマというかリアル警察24時を見たというか。

 

私が書類を書いていると怒り狂ったおじさんが2人入ってきて、やれあれが気に入らねぇだの何だのワーワー言うわけです。

ただ、私の真横でお巡りさんとやりあってる声や話がイヤでも耳に入ってくるので、自分の住所を書くのに全く集中できず手こずる。

 

そのおじさん達を少し遠くに連れて行ってくれたのも束の間、今度は夫婦と思わしき男女がやってきて、「○○です。連絡があって・・・」と言うとカウンター内がちょっとザワッとなって「刑事課に内線」とか言って、出てきた刑事さんと奥へ消えていく。

すると1分足らずで刑事さんが出てきて、「葬儀屋さん来たら内線して」と言い残して再び奥へ・・・。

「え。葬儀屋さん??ってことは・・・」と思いつつ書類を書いていたら葬儀屋さん来たし・・・。

 

何だか自転車の盗難で来ている自分がちっぽけに感じた瞬間でしたが、いやいや、あれは大事な私の自転車。

明日から通勤が徒歩になるのか?

また新しい自転車買わなければならないのか?

っつーか、人の自転車持って行くなよ!!怒

 

再び湧き上がる怒りを胸に警察署を出ようと入り口に差し掛かった時、たまたま外から帰ってきたお巡りさんになぜか「お疲れ様です」と言われ、カクッとなってしまいました。笑

署内の職員と間違えられたようです。

警察官だった父の血が騒ぐ

警察署を出てから車に乗り込み、ダメ元でもちょっと探してみようと思いました。

こういうのって警察官だった父の血なんでしょうか。笑

 

私の家は駅からさほど遠くはないのですが、歩くとちょっとダルイなと感じるくらいの距離があります。

盗んだ自転車で住宅地に帰って行くのは盗まれた時間帯的にも可能性は薄そうだったので、何となく駅かなぁと思い、駅方面へ車を走らせました。

 

自転車がよく停めてある場所や途中にあるスーパーの駐輪所とか、これでもかと言うくらいノロノロ運転で見て周りました。

人間の想像力のすごい所その②、その辺の自転車が全部自分の自転車に見える&その辺にいる人全員が犯人に見える。笑(ただの被害妄想です)

 

そして差し掛かった駅前の自転車のコインパーキングエリア。

「こんなんで見つかったら警察いらんわな」と思いながら自転車を見ていく。

いよいよコインパーキングが終わる場所に差し掛かった時に、ふと気になるものが目に飛び込んできました。

 

それは、パーキングに入れずに停めてある自転車に貼られる「駐輪違反」の紙でした。

ハンドルに付けられていたため車内からよく見えたのですが、妙に気になったので車を停めて見に行くとまさにビンゴ、鍵が壊された私の自転車でした。

なんちゅーことしよるねん・・・。ひどい・・・。

被害届を出してからおよそ10分、執念の発見でした。

全国手配の解除と鑑識

発見現場からさっき行った警察署に電話をして自転車が見つかったことを話すと、今は全国にこの自転車の捜索手配がかかっているので解除する必要がある。

なので近くの交番か警察署へ自転車ごと来てくれとのこと。

手配をかけたまま乗ってて声かけられるとか意味分からないですしね。

 

この時に交番のお巡りさんとすったもんだあったのですが、もう書くとあの時のイライラを思い出して疲れるので控えさせていただきますが、とりあえず次の日に警察署へ持って行きました。

 

「よく見つけましたね」と驚くばかりのお巡りさん。

手配解除の書類を書いていると鑑識の方が来て、さっそく指紋を採取してくれました。

 

20分もすると作業が終わったらしく、犯人らしき指紋が出てきたので私の指紋を除外するために指紋の採取。

最近の指紋を取る道具は昔みたいに朱肉とか黒いスタンパーじゃなくて、白い板に人体に無害な特殊な何かが付いていて、それを触ってから紙に指を押し付けると指紋が黒く浮き上がるものでした。

 

犯罪を犯していないのに、私の指紋がデータベースに残る・・・何かイヤ。

でもまぁコレで犯人が捕まることを願って警察署をあとにしました。

 

自転車の鍵を強化

力任せにグニャリと曲げられて壊されてしまった鍵の代わりに、新しく鍵を買う必要がありました。

いつも駅で停めている駐輪所に書かれている『鍵は二重にかけましょう』の文字がなんともグサリと刺さってきました。

 

というわけで、さっそく鍵選びに行ったのですが種類が多い!!

一体どれにすればいいのか。

本当はチェーンのものが良かったのですが、あいにく売っていませんでした。

 

でももう絶対に盗まれたくないし頑丈なものを買わないと!と思い選んだのがこちら。

相方さんに「コレをつけて盗まれたらしゃーないわって諦めつくやつを買え!」と言われていたので、ごっついの買いました。笑

これなら諦めつくかな。

 

先日アップした記事で防犯用にとセリアのバッグフックの出番はなくなり、このワイヤーでカバンと自転車をカチッとして引ったくり対策化されました。

 

自宅ではそのワイヤーを駐輪所の支柱と共にカチッとロック。

近々、自転車屋さんで壊された鍵も交換します。

 

自転車は自分で守ること

最近、自転車の盗難をはじめ悪質なひったくりも多いそうです。

お巡りさんたちもしっかりパトロールはしてくれていますが、やはり自分の身の回りの防犯は自分でするべきですね。

 

盗難があったことを管理会社に電話して、防犯カメラを付けるか「監視カメラ作動中」などのステッカーを貼って欲しいとお願いしておきました。

運よくドライブレコーダーに映っていたとしても、前科がない人だったりするとなかなか捕まりにくいのが現状のようです。

 

でもこういうことをする人って、いつか必ず天罰くらうんですよ。

世の中はそんなに甘くない。

どこの誰かも分からない犯人が触って乗ったとか考えただけでも気持ち悪いですが、せっかく自分の手元に帰ってきた自転車なので、しっかり守ってやろうと思います。

 

この記事を読まれている方も、自分でできる防犯はしっかりするようにしてくださいね。

本当にいつ被害者になるかなんて分かりません。

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