セールスマンが教える車を選ぶ時のポイント5つ

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最近、相方氏が車を買い換えようかと思案しております。

というのもすでに10万キロオーバーの車で、メンテナンスをしっかりしているのでよく走ってはくれていますがこれから先は修理に費用がかかってくる可能性があります。

悩んでいるのはレクサスUXか新型ハリアーですが、レクサスよりも新型ハリアーの方がいろんな意味で良かったので新型ハリアーを買うと決めたようです。

 

車は大きな買い物なので色々と悩むことが多いですが、失敗しないためには選ぶポイントを抑えておけば大丈夫だということで、実際にどんなことがポイントなのかを現役セールスマンに聞きました。

車選びのポイントを押さえておくことで、買った後に後悔・・・ということは概ね避けることが出来ます。

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車選びのポイント① 使用用途

何をメインに使うか?ということですが、例えば通勤やちょっとした買い物など街乗り程度で使うなら燃費を抑えるためにハイブリッド車、長距離を走ることが多いのであれば少しパワーのあるもの、子どもの送り迎えなどで家族または大人数で乗る機会が多いのであればワンボックス車など、使用用途で選ぶと車種も絞れてきます。

 

使用用途を考えずに見た目だけや流行だけで購入してしまい失敗したという人は意外と多いそうです。

大きな車を買って「ここまで大きくなくても良かったな・・・」とか、逆に小さな車を買って「狭すぎる・・・」なんてことも。

まずは使用用途を視野に入れてみてください。

車選びのポイント② 排気量

最近の車はエンジンの小型化が主流になってきているので、昔のように3,000cc以上の車がたくさん走っているというのも少なくなってきました。

今は2,500ccでもエンジン大きいなぁと感じる世の中です。

馬力でいうと300馬力以上の車に乗ったところで果たして走れる道はあるのか?とも感じます。

 

しかし長距離移動が多い方には排気量が大きい=パワーのある車がオススメです。

というのもやはりパワーが小さいと何時間も運転するのは正直かなり疲れてきます。

私も若いうちは1,500ccの車で何百キロも走っていましたが、アラフォーになってからはちょっときついですね。

ほんの3時間運転しただけでもグッタリするようになりました。

 

今は排気量は少なくともターボ車に乗っているので遠出に苦痛を感じません。

アクセルをちょっと踏むだけでそれなりの走行をしてくれるのでお気に入りです。

でもターボ車の快適さを知ってしまったので、次に買い換えるときにものすごく苦労しそうな予感・・・。

 

ちなみに豆知識ですが、SUVなどの背の高い車の座席シートは実は長距離には向きません。

というのも座った時に膝の曲がる角度が強ければ強いほど腰に負担がかかるらしく、足をグッと延ばして座るタイプのシートの方が疲れにくいそうです。

確かに疲れやすいシートだと24時間耐久レースなどで長時間運転するドライバーは耐えられませんよね。笑

車選びのポイント③ 安全性

セールスマンは車を売ることが仕事なので売れればそれで良い・・・のですが、最も強く考えて欲しいのが『安全性』だそうです。

最近は自動ブレーキなどの運転補助システムが搭載された車がどんどん増えてきていますね。

中でも国産車であればスバルのアイサイトは恐らくどのメーカーよりも性能は抜群です。

 

しかしどうしても運転システムが備わっていてもついついそこに過信してしまい、油断をして事故が起こるのという事態が後を絶ちません。

現段階で完全な自動運転が出来る国産車は存在していません。

過度なCMが誤解を招き、「自動で運転してくれる」と勘違いをしている方(特に高齢者)が多いそうですが、そんな車はありませんしどんなに性能が良くても事故る時は事故ります。

 

そこで注目して欲しいのがボディや骨組みの硬さです。

ハイブリット車やコンパクトカーなどに多く見られるのが鉄板の薄さです。

燃費を良くするためにかなりの軽量化を図っていますが、その分ドアやバンパーなどペラペラなので衝突すればアルミ缶のようにクシャっとなるのはこのためです。

 

確かに人を轢いてしまった時にはボディが柔らかい方が人に与えるダメージは少ないですが、車同士の事故であれば車内の人は足を挟まれるなど普通に有り得る話です。

事故が起きないのが一番なのですが、まぁ横向きで人を撥ねることはタイヤが直角90度に曲がらない限りまず有り得ないのでドアは硬いものでいいと思いますが、せめて骨組みがしっかりした車を選ぶなど、いざ事故に遭った時を想定して選ぶことも大事なポイントといえます。

車選びのポイント④ ボディサイズ

欲しい車が決まっていても駐車場に入らなかったら意味がありませんよね。

車体が駐車場から公道にはみ出すサイズであれば、当たり前ですが車庫証明の許可は下りないので近隣で駐車場を借りる必要が出てきてしまいます。

無駄な出費を抑えたいという方は、自宅の車庫に収まるサイズを選ぶようにしてくださいね。

 

また5ナンバーと3ナンバーに分かれる基準ですがサイズだけではありません。

まず排気量は2,001cc以上、ボディサイズは全長4,701cm・全幅1,701cm・全高2,001cmのうちどれか1つでも基準を満たした場合は3ナンバーになります。

ちなみに毎年やってくる自動車税の税額は、5ナンバーだから安いとか3ナンバーだから高いとかではなく排気量で決まっています。

なので大きい車だからと言って税金が高くなるわけではないのでご安心ください。

でも2,000ccを超えると45,000円に跳ね上がるのでご注意を。

 

さらに豆知識としては、車は初年度登録から13年経つと車検時に支払う重量税が高くなります。

例えば1.6t~2.0tの車であれば初年度登録から12年間は32,800円(2020年現在)ですが、13年目からは45,600円となんと12,800円も高くなります。

愛着がわくのも分かりますが、あまり長く乗りすぎるとやっぱりいろいろとお金がかかってくると言うことですね。

車選びのポイント⑤ 価格

こればかりは買う人の懐事情ですので何とも言えませんが、無理してローンを組むのは絶対に避けた方が無難ですね。

車貧乏になってしまって維持するだけでお金がなくなっていくのは本末転倒です。

あとはその車に妥当な価格かどうかです。

今回、相方氏がレクサスをやめたのは価格のわりにショボイ・・・というのが理由です。

 

また近年は『残価設定型クレジット(通称:残クレ)』というものを勧められるようになってきていますが、これはあまりオススメしません。

もともと残クレは輸入車ディーラーが始めたものだそうで、日本の車ほど高性能でないので約3年ほどで故障する可能性の高い輸入車を壊れる前に回収しようということから始まったという噂もちらほら。

 

しかしこの残クレ、説明を聞いていると月々の支払額を抑えられるし車検前に新しい車に乗り換えればずっと最新の車に乗り続けられると魅力的な感じもしますが、言い方を変えると『無限に続くローン地獄』が待っています。

残クレを組む時の最終回支払額を一括で支払うことが出来れば問題ありませんが、それが出来ない限り車検証の所有者の名前はクレジット会社のままでいつまで経っても自分の物にはなりません。

そんなのイヤですよね。

 

この残クレは返却するとしても規定の月間走行距離をオーバーしているだとか、車両の現状確認時に規定範囲を超える傷などで減点されることもしばしばあるようです。

そうなってしまうと追加の支払いが発生してしまうことになります。

さらに事故って全損なんてことになろうものなら、事故をした車の残債返済とまた新たに買う車のローンまで増えてしまい、過去には債務超過の限界を超えて自己破産に陥ったというケースも少なくないとのことです。

 

新しい車に乗れる喜びも去ることながら、「借り物だから丁寧に乗らなければ・・・」という気持ちを持ち続けなければいけないことと、事故を起こした時のリスクが大きいということを頭に入れて上手に活用してくださいね。

さいごに

車は人生でそう何回も何回も気軽に買えるものではないので慎重に選びたいものです。

でも結局は『何が一番重視するポイントなのか』さえ定まっていれば失敗することはほとんどありません。

 

私は一度買うとけっこう愛着を持ってしまう性格なので、しょっちゅう洗車してますし5,000キロに一度はオイル交換をして年に一度はカーボン除去をしてエンジン内をスッキリさせています。

女性なのに珍しいねとよく言われますが、その甲斐あってか輸入車ですが買ってから一度も壊れたことはありません。

壊れやすいと言われる輸入車でも愛情をかけてやればいつまでも元気でいてくれるものです。

 

皆さんも運命の一台と出会って、素敵なカーライフを送ってくださいね。

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