朝起きて車に乗ろうと思ったら、付いているはずのナンバープレートが消えている。
こんなこと考えられます??
でも実際にあったんです。
私の車のナンバープレートがきれいに無くなっていました。
そう、ナンバープレートの盗難です。
今回はその時の経験を踏まえ、皆さまがそんな訳の分からない災難に遭われないように、防犯の対策なども一緒にご紹介していきます。
- こんな車が狙われやすい
- 犯人は常に獲物を探している
- ナンバーの盗難を防ぐグッズ
この3点を意識して、大切な車を悪党から守りましょう!
消えたナンバープレート
私のナンバープレートが盗まれたのは、新しく車を買ってから1ヶ月ほど経ったある朝でした。
明け方、仕事から帰ってきた家族に「ナンバープレートないよ」と起こされ、寝ぼけ半分の私は、朝っぱらから何を訳の分からんこと言ってるんだ・・・と若干キレ気味で「はぁ?」と言いつつも、眠い目をこすりながら表に出てみてビックリ。
あるはずのものが無くなってるのってホント気持ち悪いんですよね。
そもそも車のナンバープレートって、公道を走る限り・・・というか自分の手元にある限り絶対に付いていないといけないものですよね。
その当たり前のものがないんですよ。
とりあえずプチパニックに陥りましたよ。笑
ご丁寧に犯人は、プレートを盗むためにぶち抜いて穴が開いた封印や、プレートを止めてあったネジをそのまま下に落としたままにしてくれていまして。
ゴミ持って帰れよ・・・と思わず心の中でつぶやいてしまいました。
まぁそんなつぶやきをしたところでナンバープレートが戻ってくるわけもないので、ひとまず110番通報。
しばらくするとバイクに乗ったお巡りさんが2人来てくれました。
お巡りさんに同情されながら被害届は完了。
最後にお巡りさんから「このバイクのナンバー見てみて」と言われ見てみると“4989”というナンバーが。
「ん??」と思っていたら、お巡りさんが
「このナンバーなんか4989で四苦八苦だよ~(笑) 人生いろいろあるね~」
きっと落ち込む私を元気付けようと気を使ってくれたんだと思います。笑
ありがとう。お巡りさん。
うん。励まされた。
うん。
被害届提出から約1ヶ月後に見つかる
その後、すぐにディーラーの担当者に連絡し、新しいナンバープレートを再発行することに。
ここでちょっとした豆知識ですが、ディーラーにお願いするとまぁまぁな金額の手数料がかかってくるので、面倒くさいですが自分で陸運局に行くとプレート代だけで済ませることができます。
とはいえ、ナンバープレートがない状態で公道を走るのは違反になるので、市役所で貸出してくれる『臨時運行許可番号標(仮ナンバー)』をつけて陸運局へ行ってくださいね。
新しいナンバープレートは約1週間ほどで出来上がります。
さぁ新しいナンバーも付いたことだし、犯人なんて捕まってしまえ!と思うものの、とりあえず盗まれたナンバープレートが手元に返ってくる事なんてなかろう・・・と、半ば忘れかけていた約1ヶ月ほど経ったある日。
末番0110=警察署から携帯に電話がかかってきました。
電話に出てみると管轄の警察署からで、まさかのナンバープレートが見つかったとのこと。
とりあえず署まで来てくださいとのことだったので後日行って話を聞いてみると・・・
ナンバーは偽造されて番号が変わっていて、しかも盗難車につけられていた上に盗難車も乗り捨てられていたのだとか。
というわけで「こちらです」と出されたナンバープレートを見てゾッとしました。
テレビでしか見たことないものが目の前に・・・。
当時、私のナンバーは3ケタだったのですが、「・」の部分が8に変わっていました。
「見つかってよかったですね」(良かったのか??笑)ということで、その偽造ナンバーを渡され、自分で陸運局へ持っていって廃棄してくださいと言われたものの・・・
一般人に偽造ナンバー渡して大丈夫なの???
という大きな疑問を持ったまま警察署を後にしました。
結局、仕事が忙しすぎてなかなか陸運局に行けず、かれこれ1ヶ月くらい偽造ナンバーを車に積んだまま過ごしてしまいましたが・・・。
まぁ説明や証明はできるものの、もし仮に積んだ状態で職質とかされてたらどうなっていたんだろうって感じですね。笑
狙われやすい車はこんなタイプ
ちなみに後日、当時まだ現役の警察官だった父に言われた、狙われやすい車はこんな感じだそうです。
- 3ケタ以下のナンバープレート
- 見た目からセキュリティが付いていなさそうな車
- 死角が多い場所に停めてある
- 納車して間もない車
3ケタ以下のナンバープレート
分かりやすい理由ですが、偽造しやすいからですね。
基本的にナンバープレートは0から始まるナンバーはありません。
2ケタや3ケタの場合、0の部分は「・」になっています。
この「・」の部分が、偽造の手間隙をかなり楽にしてくれるので狙われやすくなるということです。
見た目からセキュリティが付いていなさそうな車
最近ではほとんどの車にセキュリティ機能が付いているかと思いますが、あくまで相違するロック解除による警報の発信が多いかと思います。
ただナンバープレートは外に付いているものなので、できれば振動を感知するものがオススメです。
感度が高すぎると雨が降っただけでピーピーなるものもあるので難しいのですが、出来れば装備しておきたいですね。
またドライブレコーダーの装着も効果があります。
死角が多い場所に停めてある車
これも当たり前と言いますか、やっぱり狙われやすいんですよね。
私はなぜか新車を買うと必ず何かされてしまうという、かなり意味不明な不運の持ち主なのですが、このナンバープレートを盗まれた車の前に買った車のときは、納車1週間で車上荒らしの被害に遭いました。泣
父曰く、当時住んでいたマンションの駐車場は1階部分だったのですが、軽い垣根みたいな感じで木で囲われていたんですよね。
なので、初めて私のマンションに父が来た時「ここは車やられそうだ」と思っていたそうです・・・って、先に言ってよ!!!怒
納車して間もない車
こういう悪いことする犯人って、日頃から狙いやすい場所だとか車だとか見てるんですって。
軽いストーカーに遭ってるようで気持ち悪いでしょ。
でも実際にそうなんだそうです。
車上荒らしの時に前の車が襲われなかったのは、そんな良いデッキとか積んでいないだろう・・・という見た目だろうという、現場に来てくれたお巡りさんの見解でした。
で、ある時から新しい車に変わっていて中を覗くと新品のデッキが付いてるってことでガチャンと一撃KO。
ナンバープレートについては詳しく聞かなかったのですが、新車はとにかく狙われやすいそうです。
てか、覗くな!触るな!!気持ち悪い!!!
窃盗犯は本当に許せませんね!
ナンバープレートなど盗難防止グッズ
ナンバープレートを守るなら、断然ネジ穴を埋めてしまうものが最強です。
そこでオススメなのがこちら。
さいごに
以上、私の盗難された体験談とそれを未然に防ぐための対策のお話でした。
先ほど書いていたように、私はホントに新車を買うと色々あるので、車を乗り換えるたびに「次は何が起こるんだろう・・・」などと、内心ドキドキものです。苦笑
だからと言って車がないと困るので、自分で出来る防犯対策は出来る限りしておきたいものですね。
人生でなかなか大きな買い物である大切な車を、あなたの手で守ってあげてください。