最近は毎週一回の作り置きを実践しているおかげですっかり使用頻度の減ったキッチンのコンロですが、使った時にももちろんお手入れはしていますが週に一回、コンロと合わせて換気扇の掃除をするようにしています。
油汚れやそれに絡みつくホコリが気になるので、汚れがこびり付いてしまう前にキレイにしておきます。
換気扇の油汚れは強敵
普段あまり見上げることのない換気扇ですが、ふとした時に見上げて衝撃を受ける・・・なんてことが、過去には幾度となくありました。
とはいえ、実家に住んでいた頃のキッチンの換気扇は今みたいにシンプルな感じではなかった記憶で、母親が掃除をしていたのはおそらく家族が居ない昼間だったため見たことがありませんでした。
年末になると大掃除を手伝っていたので、見たとすればその時くらいでしょうか。
なので、いつの頃からか換気扇の掃除は年末の大掃除の時だけで良いものだと思い込んでいました。
ひとり暮らしは長いのですが、若い頃は換気扇の汚れを見ても「めんどくさいな」が先行してしまいそのまま放置。
年末に1年分の油汚れとホコリにまみれたネットを見て愕然としていました。
1年間も蓄積された汚れはそう簡単に取れるものでもなく、あの手この手を駆使して「こんなもんかな」程度に中途半端に終わらせるという感じ。
今だったら絶対に考えられません。
こびり付いた汚れは浮かせて洗い流す
換気扇のフィルターは網状になっているため、細かい隙間には汚れがびっしりです。
掃除の仕方を知らなかった頃は歯ブラシやたわしでガシガシ擦ってみたりしていましたが、知らず知らずのうちについ力が入ってしまい傷を付けてしまいました。
そこでホームセンターでこの油汚れ用の泡スプレーを購入し、シンクの中でまんべんなく吹きかけておいてしばらく放置した後に軽くブラシで擦って洗い流します。
しかし細い網目の隙間汚れはなかなか頑固なものですが、このスプレーは浮いてきた油が黄色く浮き出てくるのでちゃんと落ちてる感があってお気に入りなのですが、どうやらもう販売終了してしまっているようで残念。
洗い上がりはこの通りピカピカです。
五徳の汚れや焦げつきは重曹水に浸け置き
五徳の汚れや焦げつきだけは、何をやっても本当に落としづらいものです。
今でこそ週一回のお手入れをしていますが、やっぱり毎回使い終わった後にきちんとしておけば苦労しなくて済むという事ですね。
五徳の汚れは泡スプレーではどうにもならないので、今度は重曹の出番です。
重曹は100円ショップでも手軽に手に入るのに、いろんなものに使える万能さは素晴らしいですよね。
汚れに厳しくお財布には優しいなんてステキ。
浸け置きする重曹水は1リットルに対して重曹大さじ4で作ります。
五徳が全て浸かるように足りない場合は水と重曹を足してください。
しばらく浸けて汚れが浮いてきたことを確認したら、スポンジなどで洗い流して完了です。
なんだか汚れが頑固すぎるので、今回は一晩浸けておくことにしました。
ファンの掃除は半年に1回
換気扇を分解して取り外すファンの掃除は半年に1回くらいです。
ファンにもかなりの油汚れが付着して、酷い場合は黒く固まった油とホコリが羽の間にビッチリこびり付いています。
この羽の間隔はとても狭いので洗剤をかけた後にヘラを使って掃除するとやりやすいですが、一番良いのが磁気製のメンバーズカードだそうです。
このカードの曲がり具合が羽の汚れに見事にフィットして、根こそぎ汚れを取り去ってくれるようです。
ご家庭でもう使っていないメンバーズカードがあれば、ぜひ試してみてくださいね。
週一回のプチ大掃除でいつでもすっきりしたキッチンに
小まめにお手入れさえしておけば汚れも溜まりにくいですし、掃除をするのに手間がかかることはありません。
調理後のちょっとしたひと手間でいつもキレイなキッチンを保っていたいものです。
ちなみにキッチンに付いているライトもカバーを外して拭くようにしています。
ライトのカバーのガラス部分は意外と汚れているもので、黄色なのかなと思っていたものが実は透明だったという事も。
ドライバーを使って簡単に外すことができます。
当たり前のように付いているものなのでついつい忘れがちですが、ライトも見逃さないようにしてくださいね。
すっきりしたキッチンのために皆さまもぜひ習慣化してみてくださいね。