部屋をシンプルにしたら暮らしの意識が変わった【断捨離はオススメ】

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あっという間に5月も後半。

今年のゴールデンウィークは相変わらずの緊急事態宣言ですっかり家に引きこもり状態となっていました。

普段は貴重な週休2日ですが、ちょうどこのタイミングで新しく購入した大型テレビがやってきたこともあり良い機会だったので大掃除を決行しました。

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要らないものをとことん捨てた

普段から基本的に1年間使わなかった物や袖を通さなかった服などは都度捨てるように心がけていました。

それでもやっぱり知らない間にものは増えているし、大掛かりなゴミ捨ては面倒に感じてしまうので後回しにしてしまいがちです。

 

今回はたまたま大型テレビを購入したということをきっかけに、思いっきり家の中をスッキリさせてしまいたかったんですよね。

目指すところは先日このようにTwitterでも呟きましたが『軽トラで引越しできるようになりたい』ってレベルです。笑

 

この目標を胸にやるからにはとことんという感じで、とにかく要らないものはガンガン捨てました。

「もしかしたら使うかも…」なんていう感情は切り捨てて容赦なく捨てまくりました。

 

これくらいの勢いがないと断捨離って上手くいかない気がします。

どうしても「なんかもったいないな」という気持ちが出てきてしまうものですが、また買えばいいと考えると案外アッサリできてしまうものですね。

 

もともと物が多い部屋でもなかったですが、今回は予定通りの断捨離ができたので一層スッキリしました。

昔は部屋が散らかっていた

今でこそスッキリと片付いた部屋に住んでいますが、昔は今とは比べ物にならないくらい散らかっていました。

取り込んだままの洗濯物、積み上げられていく雑誌、帰って来たら床に放置されるカバン…

気付いたらホコリなんて溜まり放題だし、とりあえずあの散らかった部屋に出かけて帰った時の脱力感って半端ないですよね。

 

部屋が散らかっていると運気が下がるとはよく聞きますが、運気が下がってしまう理由がよく分かりました。

一番大きな要因はストレスが溜まることですね。

ストレスが溜まると良いことでも良いことと捉えられなくなるくらいネガティブで心が狭くなる。

そうなると「仕事頑張ろう」とか「明日も頑張ろう」とかそんな生き生きした感情にならないです。

 

こんな単純なことにも気付かず毎日をイライラしながら過ごしていた過去の私に、今のこのスッキリした部屋を見せて「部屋をキレイにしたら毎日気持ちが良いよ」と教えてあげたいくらいです。

キレイを保つと意識が変わる

ひとたび部屋がキレイだと気持ち良く過ごすことができるということを経験すると、ずっと気持ち良いままでいたいのでキレイな状態をキープしておきたいと意識が変わってきます。

もう二度とあんな散らかり放題でホコリっぽい部屋で寝起きなんてしたくないと思うようになりました。

 

キレイな部屋を保つようになってから、まず早寝早起きの徹底ができるようになりました。

私の毎朝の起床時間は朝の5時。

この生活をもう何年も続けています。

異動で職場が近くなっても遠くなっても、家を出るまでに最低2時間は欲しいので起きる時間は変わっていません。

朝のドタバタがなくなってから忘れ物がなくなった、ゆっくり朝ご飯が食べられる、そして時間に追われて焦ることがなくなったのでここでもやっぱりイライラしなくなりました。

 

その他にも今までなら家に帰ってご飯を食べて、さっさとお風呂に入ってしまえば良いものをダラダラとソファで時間を過ごし、そうこうしていたら眠気がやってきて夜中に目が覚めてどん底気分になる…

こんなのしょっちゅうでしたが、部屋をキレイに保っていると次の朝、目が覚めた時に汚れた食器や脱いだ服が散らかっているのを見たくないと思うようになるので、自然と片付けるようになるんですよね。

 

こんなふうに意識が変わっていくと「めんどくさいな」と思いながらも自然と身体も動く。

それでも動きたくないなぁとだらけてしまいそうな時は必殺5秒ルールの出番です。

5秒数えたら動こう。と決意を固めて動きます。

たった5秒でも数えたら動くというのは自分との約束事。

些細な約束でもきちんと守ろうと思えると頑張れるものです。

断捨離のコツ

よく断捨離したいけどどうすればいいか分からない、どうしても物が捨てられないという記事やコメントを目にします。

確かに一度は気に入って買ったものを捨ててしまうのってもったいないなぁという気持ちの方が優先されてしまいます。

でも本当に部屋をスッキリとさせたいのであればそんなことは言ってられません。

 

断捨離のコツとしてはとりあえず3つ

・一年間使わなかったものは迷わず捨てる
・いつか使うかも…もしかしたら売れるかも…と感じたものは捨てる
・いつでもまた買うことができるものは捨てる

私の断捨離の方法はこんな感じです。

けっこう心を鬼にしたスパルタな感じです。笑

一年間使わなかったものは迷わず捨てる

一年も使っていないものですよ?

この先もおそらくずっと使うことがないだろうし、一年間使わなくても困らなかったということです。

ということは、別に無くても困らないものだったということですね。

いつか使うかも…いつか売れるかも…と感じたものは捨てる

いつか使うかも、売れるかも…いつかっていつでしょう?

その先の見えない「いつか」のためにものを置いておくのってどうでしょう。

そしていつか使うかもと思って残したものは、たいがいこの先も使うことはないです。

いつでもまた買うことができるものは捨てる

ものすごく高価なものであれば考えものですが、1万円以内くらいのものだったらある程度はいつでもまた買うことができると思います。

そう考えてとりあえず今、必要がないのであれば捨ててしまいます。

迷ってしまった時は一時的に保管

スパルタ的なやり方で断捨離している私ですが、それでも捨てるかどうか迷ってしまうことがあります。

一番多いのが化粧品。

私はマリークワントをもうかれこれ20年以上愛用しているのでメイクボックスに入っているマリーの化粧品もそれなりの量です。

 

明らかに中身がないものであればサクッと捨ててしまえるのですが、アイシャドウとかってなかなか無くならないしたまの気分で使ってみようかなってなっちゃいます。

いつ何時そんな気まぐれが起きるか分からないのでどうしても迷いがちになってしまうんですよね。

 

こういう時は勢いで捨ててしまうとたいがい後悔することが多いので、一旦保留という形で別のボックスにまとめて保管しておきます。

こうしておいても何度も取り出して使うようなら置いておくし、やはり使わないようであれば捨ててしまいます。

保留期間は少し長いですがだいたい半年。

この期間で使用頻度を確かめてから断捨離します。

シンプルと殺風景は違う

SNSでもシンプルにスッキリと片付いた部屋の写真を見るのが好きですが、たまに何だか殺風景だなと感じる写真が出てきます。

家族が集うダイニングテーブルが写っていたのですが、あまりにも物が無さすぎて生活感が消えてしまっていたんですよね。

あれを見た時に「あ、これは違うな」と感じました。

せっかく片付いていても暖かみは感じていたい、それが私の理想ということに気が付きました。

 

ちなみにシンプルと殺風景の違いというと

シンプル
・少ないものをゴチャゴチャさせずに置いている
・柄物がほとんどない
・簡単にいうと派手さがない
・暖かみを感じる
・必要最小限の物が機能的に配置されている
殺風景
・物がなさすぎて飾りっ気もない
・雑然としすぎて生活感がない
・極端な場合、必要なものもない
・寂しい気持ちになる

こんな感じでしょうか。

スッキリは好きですが生活感や暖かみまで無くしてしまうほどシンプルにする必要はないなと思います。

一気に片付けようとしない

断捨離して軽トラで引っ越しができるくらいまで片付けたい…とはいえ、そんなレベルに今すぐはなれないのでできる範囲でコツコツと。

張り切って片付けようとすると一気にしようとしてしまいがちですが、私の場合、出てくるモノの量に圧倒されてウンザリして「今日はやめとこう…また元気な時に」なんて言って戦意喪失してしまうことがあります。

 

そんな戦意喪失を避けるためにも断捨離をするときは「今日はここを徹底的に片付けよう」とスペースを区切ってしまいます。

そうすれば一気にドバッと物が部屋いっぱいに溢れ返ることなんてないし、少しずつ丁寧な選別をすることに集中できます。

部屋いっぱいに広げてしまうと、とにかく夜までに片付けないと…!と焦ってしまうので断捨離も雑になりがちです。

 

というわけで今回はずっと開けていないラタンチェストの引き出しの中のものを整理してこのチェストを処分する、真ん中の棚板が重みで曲がってしまったカラーボックスを処分する、この2か所を徹底的に片付けました。

 

ラタンチェストの中には通帳や文房具、もう使っていないカメラの充電器や昔の写真など、とにかくジャンルが全く纏まっていないものが雑多にしまわれていました。

まぁ通帳の入っていた引き出しはそれなりに開ける頻度はありましたが、他の段なんて最後に開けたのっていつだろう?と考えるほどです。

最終的にカメラなどの充電器類は全て処分、文房具は必要最低限のものだけ残して他は処分、古い写真は無印良品のやわらかポリエチレンケースにまとめて収納しました。

これでラタンのチェストとはお別れです。

 

カラーボックスについてはもはや使い道など考えていなかったので即座に解体してゴミ処理場へ。

中に置いてあった本やアクセサリー類はこれまた無印良品の引出し式のポリプロピレンケースを活用して以前のキッチンにあったスチールラックに乗せ替えました。

本がまだまだたくさんあるので次回はここの断捨離です。

こうやって片付ける場所を区切っていけば嫌になることもウンザリすることもありませんね。

さいごに

昔は片付けるということが苦手で単に“部屋をキレイな風に見せかけていただけ“の私でしたが、一度でもスッキリした快適な生活を経験するともう過去のような汚部屋に戻ることなんてあり得ません。

そもそも片付けるということに対してそんなに考えたりすることなんてなかったですし。

 

私も最初はSNSを見てシンプルな部屋って良いなぁという憧れから始まった断捨離です。

憧れから始まったものが今ではコレが当たり前の環境になっているってすごいですよね。

意識の変わり方が大きかったんでしょうね。

アラフォーになって新しいことを学べたことが嬉しい反面、もっと早くからこういう意識を持ちたかったと思う部分もあります。

 

そうしても育ちの影響ってあるのでしょうか。

私の実家や親戚の家はキッチンからリビングからモノが溢れ返っているような家ばかりだったので、あれが普通なんだと思っていました。

知っている人の中には母親が掃除をしない人だったので、会社勤めするまで掃除の仕方を知らなかったという人もいます。

 

それでも今の時代は親から教えてもらえなくてもネットで知ることができる。

余計な情報も多いけど良い風に活用すれば私のように新しい発見につなげることができるんですね。

少し遅めでしたが断捨離というものに出会えて人生がまた楽しくなってきました。

これからも気持ち良く暮らしを楽しめるように心がけていきたいですね。

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