6年前に今の家に引っ越してきてからずっと使ってきた食器棚を、今年に入ってようやく処分することができました。
無印良品のスチールユニットシェルフに変えてから見た目もスッキリし快適です。
以前の食器棚
以前の食器棚は見た目はスッキリしていたものの天井近くまで高さがあったためなるべく普段使わないものを収納していたのですが、いざ使うとなると手が届かずその度に踏み台を持って来て取っていました。
もうこの時点でかなり不便ですよね。
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普段使わない…ということはそこまで重要なものではなかったと思うところですが、たまに煮物を大量に作った時などに使うお皿はないと困ります。
でもこの手の届かない場所に置く
↓
取るのが面倒になる
↓
使わなくて良いように煮物を作らない
…なんとも悪循環しか生み出していませんでした。
そんな経緯もあり食器棚の大きさ自体も一人暮らし用としては少し大きいかなという感じもあり、食器の断捨離も含めて処分を決めたわけです。
冷蔵庫を挟んでスチールラックを置いていたのですが、追加棚を買って利用としたもののさすがに20年前に購入したものだけに廃盤となっていたのでキッチンでの利用は諦めることにしました。
無印良品のスチールユニットシェルフを購入
最初から無印良品のスチールユニットシェルフにしようと思っていたわけではなく、大きさや値段などあれこれ調べまくりました。
キッチンの広さを計り高さはどれぐらいが使いやすいのか・・・などなど。
ニトリに足を運んで同じようなシェルフを見たり食器棚を見てみたりと熟考に熟考を重ねていましたが、私の考えるすべての条件を満たしていたのが結果的に無印良品のスチールユニットシェルフだったというわけです。
無印良品のスチールユニットシェルフは組み合わせが自由自在なので何段のシェルフをベースにするか、食器はどのように収納するかなど綿密に計画を練って何度も店舗に足を運び実物を見てはイメージしてというのを多分2ヶ月はしていた気がします。笑
ある程度のイメージが出来上がったところで注文を入れようとしたのですが、大きなものなのでネット通販にしようと思ったら配送料が5,000円以上かかってしまうことが分かり店舗での注文に切り替え。
5,000円あったらもう1つ2つは何か買えそうですよね。
店舗には在庫を置いていないので基本的にはお取り寄せ商品だそうです。
期間はだいたい1週間。
受取日をウキウキしながら待ち望んだ1週間でした。
▼そして受け取った時の状態がこちら。
車で行かないととてもじゃないけど無理です。笑
しかもめちゃくちゃ重かった・・・
いざ組み立て
・スチールユニットシェルフ・スチール棚セット・ワイド・中・ライトグレー幅86×奥行41×高さ120cm(9,990円税込)
・スチールユニットシェルフ・スチール棚セット・ワイド・小・ライトグレー幅86×奥行41×高さ83cm(7,990円税込)
その他付属品
・スチールユニットシェルフ・追加用帆布バスケット・ライトグレー幅84cmタイプ(2,590円税込)×2個
・スチールユニットシェルフ用キャスター・グレー(990円税込)×2個
・重なるブリ材角型バスケット・中 約幅35×奥行37×高さ16cm(1,350円税込)
・重なるブリ材長方形バスケット・中 約幅37cm×奥行26cm×高さ16cm(1,190円税込)
・ポリプロピレンケース・引出式・深型 約幅26cm×奥行37cm×高さ17.5cm(990円税込)
まずはスチールユニットシェルフの3段の方から組み立てましたが、思ったほど手こずらずに一人でも約1時間ほどで完成しました。
でも思い通りにいかなかったのが4段タイプ。
完成までざっと2時間以上かかった記憶です。
まず箱から取り出してサイドの部分を片方、壁に立てかけて1番下の棚板から組み上げていきます。(※先にキャスターをつけました)
2人がかりであれば1人が支えてもう1人が立てかけて…と効率よく進めることができるのですが、何せ1人だったのでとりあえず片方の帆立を壁に立てかけて棚板を引っ掛けてからもう片方の帆立を取り付けます。
結構な力仕事ではありますが、1番下の棚板さえ固定できれば自立させることができます。
この時、棚板の四隅に引っ掛けるためのパーツが付いているのですがこのパーツのネジを付属の六角ナットを使って少し緩めます。
これを緩めておかないとキチキチで上手く帆立に設置できません。
そして棚板が垂直に入ったら少し軽めにネジを締めておきます。
次に1番上の棚板を取り付けていきます。
今回、購入したものはライトグレーのものですが、1番上だけはどうしても木目が良かったのであえて棚板をオーク材のものを別注しました。
このオーク材の棚板の引っ掛ける部分のパーツには傷防止のカバーが付いているのであらかじめ外しておきます。
そして先程の棚板と同様帆立に引っ掛けてネジを軽く締めておきます。
上手く入らない時は下の棚板のネジを少し緩めたりして調整しながらやると入りやすい…のですが、私は上手くできなくて結局パーツを外しては止め、外しては止めを四隅全てでやりました。笑
最後に真ん中の3枚の棚板と補強用のバーも無事に取り付け完了して、ようやくスチールユニットシェルフの完成です。
…と言いたいところですが、実はこの時まだ帆布バスケットが届いていなかったんですよね。
仕方ないので先に食器棚の食器を全てスチールユニットシェルフに移動させ、電子レンジや戸棚の中に入れていたものも全て外に出し食器棚の解体に取りかかりました。
一枚一枚扉や棚板を分解しながらの作業はなかなか大変でした。
いつか解体してしまうなんて思ってもみなかったのでがっちり締め付けていたネジとか強烈に固かったし…。
▲もはや地獄絵図…
3時間くらいかけて全解体が終了し、速やかに車に積んでゴミ処理場に持って行って処分してもらいました。
ちなみに全部で90キロでした。笑
気を付けないといけないこと
さっきも書いたように、この時はまだ帆布バスケットが届いていなくて後日受け取りに行ったのですが、気の早い私は後からでも付けれるものだと勝手に決めつけてこの時点ですでに大量の食器を乗せていました。
ただ現実は甘かったようです。
結果的に再び棚板のネジを緩める必要があったので、意気揚々と乗せていた食器たちは撤去。
二度手間とはまさにこのことですよね…。
もし帆布バスケットの設置を考えているのであれば、全ての商品が揃ってから組み立てることをオススメします。
しかもバスケットをレールにはめ込むのがめちゃくちゃ大変でした。
ちゃんと手順を踏んで組み立てていればこんなに苦労することもなかったのかな…と少し反省です。
食器は帆布バスケットに収納
最初は棚に食器を全部並べて収納しようかとも思っていたのですが、奥に置いたものが取りにくくなることとホコリが食器にかぶってしまうのではないかという懸念から引き出し収納にしようと思いました。
実際に食器棚に入っていた食器でもずっと使っていなかったらホコリが着いているものもあったので直置きは却下。
そうなると食器をどういう形で何に収納しようかと考えたのですが、ブリ材のバスケットに種類別に分けて収納しようかなとかあれこれ考えた末に決めたのが帆布バスケットでした。
この引き出し型の帆布バスケットにして大正解。
引き出す時にちょっと力がいりますが(重たい食器が入っているので当たり前)使い勝手は全然悪くないです。
当初は帆布といえど食器なんか入れて大丈夫なんだろうか…と少し心配ではあったのですが、中に板の中敷きが付いていて耐荷重も5キロということで意外としっかりしたものです。
食器の重さを計って詰め込んだわけではありませんが、2段に収める食器の重さが偏らないように配置。
ただやはり重さに耐えきれずレールが落ちてしまった時のことを考えて、バスケットは宙に浮かさず下に棚板を入れてあります。
カトラリー類はブリ材のバスケットに
細々したカトラリーやコーヒーなどはブリ材のバスケットをチョイス。
1番上の段には幅35cmのバスケットが2つ入りました。
高さは16cmのものがピッタリはまります。
▲それぞれのバスケットにカトラリーとグラスを収納
2段目には重なるブリ材長方形バスケット・中サイズを使っているのですがこれが3つ入りました。
引き出せる取って部分がないので少し不便さを感じますが、そこまで大して気にはなりません。
▲こちらのバスケットにはタッパーやコーヒーなどをそれぞれ収納しました
ポリプロピレンケース引出式がとにかく便利
そして1番下の段には真ん中に棚板を入れていないので高さが40cmほどあります。
ここにポリプロピレンケース引出式を2つ重ねて調味料のストックやサランラップ、スポンジなど細々したものをまとめてあります。
この段もかなりどういう配置や収納にしようか悩んだのですが、このポリプロピレンケース引出式がとにかく重宝しています。
大きなボックスやバスケットにしてしまうと仕切るのに頭を使ったり上の方に無駄な空間が生まれてしまったりするのですが、この引き出しは1個の高さが17cmなのでちょうど2個積むことができました。
ちょうどいい容量でちょうど良く収納できると気持ちが良いものです。
隙間も有効活用
冷蔵庫とスチールユニットシェルフの間に少しだけスペースをつくり、表に見せたくないゴミ箱クイックルワイパーを設置。
取りやすさを考えておかないと「めんどくさい・・・」が発生して使わなくなってしまうので余裕を持たせた配置にしました。
ゴミ箱は3COINSで500円で売っていたシンプルなものに交換。
以前はニトリの丸いペダル式でしたが、ペダルの部分が壊れてしまっていたのでこのタイミングで買い換えました。
簡単に移動できるようにキャスターを装着
見た目の観点からキャスターはどうしようか結構悩んだ部分ではあったのですが、大掃除やレイアウトの変更の時に簡単に動かせる方を取りました。
キャスター分の高さも出たので下まで掃除機をかけることができるのでホコリもたまりません。
どちらかというとキャスターは着けて正解だったなぁと思います。
キャスターはシェルフを組み立てる前に着けておきました。
▼最初は直置き用のパーツが付いているのでクルクル回して外します。
▼次にキャスターを取り付けます。
しっかりと六角レンチで締めて固定します。
▼キャスターのストッパーが付いているので反対側と前後がテレコにならないように。。。
組み立て中はゴロゴロ動くと作業がしにくいのでストッパーをかけておきます。
さいごに
悩みに悩み抜いて購入したスチールユニットシェルフでしたが思い切ってやってみて良かったです。
おかげでキッチンのゴチャゴチャ感から解放されて、逆にスッキリしているので常にこの状態を保っておきたいと意識が変わりました。
調味料のストックやその他のものはニトリでソフトNインボックスを買い足して収納しています。
収納ケースを統一したことでシンプルな感じになってとても満足です。
お米のケースがだいぶ古くなってきたので次はコレを買い替えかな・・・というところですね。
今後あり得るだろう引っ越しのことも考えて持ち運びしやすくなり、食器の量もまた少しずつ減らしていく予定です。
必要以上にモノは置いておくことはないですね。
キッチンがスッキリしたことですし、次は洋服を入れているチェストを何とかしたいです。
家がどんどんスッキリしていくので片付けるのが楽しくなってきました。