【顎関節症】市販のマウスピースで歯ぎしり対策 レビュー

暮らし
Pocket

先月起きた顎関節症による悪夢のような数週間。

食事や歯磨きをするたびに走る激痛に耐えながら整骨院に通い、ようやく普通の状態に戻ったと喜んでいたのも束の間、またもや口を開けることが出来なくなってしまいました。泣

 

私は昔から寝ている時に強烈な歯ぎしりをする体質でざっと40年近く歯ぎしりしまくったため、知らず知らずのうちに顎関節症になっていたということです。

いつも整骨院でマウスピースは付けた方が良いですよと言われいたにも関わらず放置した結果、あの地獄のような痛みを再発させてしまいました。

さすがにこんなループを繰り返すわけにはいかないので、先日ついにマウスピースデビューを果たしました。

スポンサーリンク

今回購入したマウスピース

なにせ初めてする買い物なだけにどこでどんな物を買えばいいか分からず調べまくりました。

通販でも色々な種類のマウスピースがお値段もピンキリで販売されていましたが、とにかく初心者であることと歯ぎしりから歯を守る前に肝心の睡眠の妨げにならないものをチェック。

本当は歯医者で作ればいいのですが、意外と口コミなど見ていると歯医者で作ったマウスピースは薄くて着けやすいけど耐久性がないとか1つ5,000円くらいするなど、あまり良い事が書かれていませんでした。

 

確かに高いお金を出しても合わなかったりすぐ破れてしまったりではちょっともったいないなと感じたので、ひとまずお試しでどんなものかというのを知っておこうと思い、今回は上の歯全体を覆うタイプと奥歯だけのタイプの2種類のマウスピースを購入しました。

東京企画販売 歯ぎしりマウスガード【楽天】


こちらは上の歯全体を覆うタイプ。

お湯に浸けて温めると柔らかくなり自分の歯型に合わせることが出来るという商品で、お値段700円ちょっと。

通販の口コミでもそこまで悪い評価でもなかったので、とりあえずこちらを購入しました。

フィットするまで何度もやり直しがきくのはありがたいですね。

一発勝負だと失敗したら買い直さないといけなくなるので・・・。

 

さっそく箱を開けてみると中には3点入っていました。

①マウスピース本体+ケース

②温度計

③マウスピースをお湯に浸ける時のスティック

温度計まで入れてくれてるなんてとても親切。

この温度計は使う前にしっかり洗うようにしてください。

うっかりそのままお湯に浸けたら、何か汚れ?みたいな黒いカスのようなものが浮いてきました。

さっそく自分の歯型に合わせて作ってみた

まずマウスピース本体をキレイに洗い、中心に付属のスティックを装着します。

次に80℃のお湯を容器に入れ、そこへマウスピースを静かに浸けて・・・

マウスピースが透明のフニャフニャになったら、素早く水気をふき取って前歯の方から合わせていきます。

一回で成功することはほぼないので、フィットしないなぁと違和感があればお湯に付けることで何度も修正できます。

根気良くフィットするまでこの作業を繰り返してください。(私は3回くらいでできました)

仕上げに水で洗ってマウスピースを硬化させます。

 

完成がこちら。※お見苦しい写真で失礼します

これが正解なのかわかりませんがとりあえず違和感なくフィットしたということで、意外と簡単に作ることができました。

Dr.Qolis 歯ぎしりマウスピース【楽天】

こちらは奥歯だけのタイプのもので、お値段1,500円ほど。

結局は奥歯だけで歯ぎしりしているから余計な部分は要らないんじゃない?と思いこのタイプも試してみることにしました。

 

さっそく届いた中身を確認。

シンプルにコレだけです。

マウスピースが2つ入っているので、1つがダメになっても替えがあるのは嬉しい。

 

実際に出してみるとこんなに小さいものです。

素材の感触は、先ほどのマウスピースよりはるかに柔らかいですね。

こんなに小さいと飲んでしまわないか?と楽天のレビューにも書かれていたけど、確かにそう思ってしまいそうな大きさではあります。

試しに口に装着してみると少し独特のにおいがあるので、気になる方はしっかり洗った方がいいと思います。

2つを使ってみてどちらが良かったか

とりあえず今回は2つの違うタイプのマウスピースを使ってみましたが、結論から言いますと奥歯だけのタイプの方が良かったです。

少々舌の下に違和感があるものの、全体的に覆いかぶせるものよりは口の中の違和感は解消できているかなという感じです。

 

また覆いかぶせるタイプはやや口が半開き状態になるので、横向きに寝ていたらヨダレ垂らしていました。笑

奥歯だけのタイプは若干のゴロゴロ感は否めませんが、やはり口の中いっぱいに異物があるよりはいいかなぁ。

素材も覆いかぶせるタイプよりかなり柔らかいので顎や歯には優しいかと思います。

 

慣れないうちは違和感いっぱいですが慣れるとそんなに気にならなくなります。

覆いかぶせるタイプのマウスピースは硬化後は少し固めなので、歯の擦れ合わせはガードできると思いますが顎にかかる力はそんなに変わらないのかもしれませんね。

奥歯だけのタイプのものの方が柔らかいので、クッション性には長けていると思います。

 

と言うわけで軍配はDr.Qolisのマウスピースということになりました。

マウスピースの効果

私の職場にマウスピース経験者の話を聞くと「あんなの着けてとてもじゃないけど寝ることなんてできない」と言われていましたが、私の睡眠欲の方がきっと勝っているんんでしょうね・・・どちらを着けて寝ても爆睡できました。笑

私も最初は寝れるかな?とか思っていましたが、そこまで神経質でもないようであんまり関係なかったです。

 

ちなみに肝心のこのマウスピースの効果ですがめちゃめちゃありました!!

朝起きた時にとにかく顎がギシギシしていたのにそれが全くなくなり、歯ぎしりによって腫れていた歯茎も元に戻っていました。

もちろん開きにくくなっていた口も痛みなく開けれるようになったのは言うまでもありません。

整骨院に行くより治りが早かったかも・・・。

 

こんな市販のマウスピース1つでここまで顎が楽になるんだったら、もっと早くしておけば良かったです。

あとは耐久性ですが、これはしばらく使ってみてから改めてレビューしたいと思います。

さいごに

どちらのタイプが合うか合わないかは個人差があると思いますが、そこまで高いものではないので気になる方は両方試してみる価値はあると思います。

せっかく高いお金を出して歯医者で作っても着けて寝ることができなかったら意味がないですしね。

 

市販のものでどうにかなるレベルであれば一度試してみることをオススメしたいです。

この先も顎関節症と付き合っていかないといけなくなりましたが、少しでも自分が不愉快にならないようにしていきたいです。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました