俳優として大活躍!大泉洋さんの軌跡【TEAM NACSは不滅!】

雑学
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今ではすっかり俳優として大活躍の大泉洋さん。

昔は「北海道でしか活動しない!」と言い切って、元は北海道専属のタレントさんとして『水曜どうでしょう』という番組で活躍されていました。

 

実は私は20年ほど前、仕事の関係で北海道に1年ほど住んでいたことがあったのですが、この『水曜どうでしょう』が面白くて面白くて、毎回楽しみにしていたほどです。

今回は大泉洋さんについて書いていきたいと思います。

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大泉洋さんとは?

大泉 洋(おおいずみ よう)

  • 1973年4月3日生まれ(46歳※2019年現在)
  • 北海道江別市出身
  • 俳優・タレント・声優として活躍中

ご両親が教師というご家庭で育った大泉さん。

高校卒業後は大学受験に失敗し、2浪しつつも1994年に北海学園大学経済学部に入学します。

しかし、本人が希望していた大学ではなかったためかなり落ち込み、お母さんは「死んでしまうんじゃないか」と心配するほどだったそうです。

今の明るい笑顔からは想像できませんね。笑

 

落ち込みまくりの大泉さんでしたが、ここで腐るわけにはいかないと奮起して演劇研究会に所属しました。

この研究会で『水曜どうでしょう』でおなじみの鈴井貴之さんや森崎博之さんを始めとする4人と仲良くなったのだそうです。

 

研究会の初舞台で先生役を演じたそうですが、大泉さんと森崎さんを含むこの5人は公演当初からかなり独特のキャラクターの持ち主だったようで、演劇部内では浮いた存在となり『TEAM NACS』と名づけられて今に至っています。

幼少期の大泉さん

大泉さんが育った江別市は、札幌市内から少し離れた場所に位置していて、北海道遺産でもある『江別のれんが』があります。

大泉さんのあの面白いトークは、実は小学生の時にご両親が車で流していた落語のテープから学んだものだったそうです。

 

北海道は自然がいっぱいだし、外でのびのび走り回って育ったのでは?と思うのですが、意外にも大泉さん、どちらかと言うとインドア派だったようで、だからと言ってゲームや漫画に没頭するでもなく、落語や漫才を好むちょっとシブい小学生だったようです。

 

教師であるお父さんも少しユニークな方で、真夜中に眠っている大泉さんを叩き起こし、寝ぼけている大泉さんに学校に行けとランドセルを背負わせて、真っ暗な外に出てまだ夜中だと気付き部屋に駆け戻る大泉さんを見て爆笑していたとか。笑

 

それでも「これからもたくさんの人にありがとうと言いなさい」というお父さん。

ユニークなお父さんですが、大泉さんがとても愛されて育ってきたことが伺えますね。

大学在学中から演技の世界で活動する

正直、私が北海道で『水曜どうでしょう』を観ていた頃、大泉さんと鈴井さんは芸人さんだと思い込んでいました。笑

それくらいあの番組っておもしろかったんですよね。

このムンクさんが登場した回は、涙を流しながら抱腹絶倒でした。笑

 

今となれば、あの番組を北海道でリアルタイムに観れていたことは光栄ですね!

それはさておき、大泉さんの役者人生の大きな岐路だったのが、研究会や森崎さんの勧めで入団した劇団イナダ組での舞台が好評で、当時鈴井貴之さんが主宰していた劇団の劇団員として認められ、現在の事務所に所属したということでした。

 

その後、深夜放送にも関わらず驚異の視聴率を叩き出していた『水曜どうでしょう』があまりにも人気で、北海道内での活動がどんどん忙しくなってきた大泉さん。

『水曜どうでしょう』が番販されたことにより、北海道の中だけでも超有名人だった大泉さんの名前はあっという間に全国に知れ渡ることとなりました。

 

声優としても、あのスタジオジブリの『千と千尋の神隠し』に出演されるとか凄すぎですよね!

まさかあの番台蛙が大泉さんだったとは・・・。

どこからあんな声出しているんだろう・・・。

悔しさから東京進出を決める

文頭にも書いたとおり、最初は北海道から出ない!と言っていた大泉さんでしたが、2004年から本格的に東京に進出します。

 

この東京進出の背景には、知名度が上がり仕事が増えていく中でも北海道だけでの仕事に閉鎖感を感じるようになったことと、決定的だったのがある映画の北海道ロケの際に東京から来た俳優の格下扱いを受けたことだったそうです。

これはたしかに屈辱的ですよね。

 

この時の悔しさをバネに東京に出てきた大泉さんは、『救命病棟24時』や『ハケンの品格』など数々の人気ドラマに出演するようになり、その努力が実った証に2012年には第35回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞を受賞しています。

悔しさから怯むことなく、見事に勝ち取った栄光ですね!

 

その後の活躍も衰えることなく、第39回日本アカデミー賞や第58回ブルーリボン賞でも再び主演男優賞を受賞されています。

大泉さんの奥様・お子さんは??

そんな大活躍の大泉さんですが、2010年にご結婚されています。

お相手はフジテレビのドラマプロデューサーの中島久美子さんです。

2人は2005年のドラマをきっかけに知り合い、3年後の2008年に『ロス:タイム:ライフ』にて再開し、その後交際を始めたそうです。

 

2年後の2010年8月29日に親族や友人、一部の番組関係者だけで結婚式を挙げたのですが、その時の司会は札幌テレビアナウンサーの木村洋二さんでした。

北海道愛の強い大泉さんは「自分の結婚報告は、まず北海道のファンに一番最初に知らせたい!」という熱い思いがありました。

 

しかし、当時はすでに全国区で活躍していたため、自身の結婚が週刊誌などにバレてしまわないかなど、スキャンダルにはかなり心配していたそうです。

記者に張り付かれている中でも、奥様の実家の長野県までこっそりご挨拶に行くなど、とにかく隠すことを必死にされていたということです。

 

その甲斐あって無事に極秘に結婚式を挙げられたそうですが、式を挙げた式場については札幌市内ということだけで、どこで執り行われたかは不明のまま。

完璧にやり遂げましたね!

さすが大泉さん。

翌年の2011年に第一子となる女の子が生まれて、1児のパパとなりました。

今後もますます期待

夫となり父親にもなった大泉さんですが、守るものが出来ただけにますます仕事にも精が出ているようで、どんどん忙しい日々を送られているようですね。

先日このサイトでもご紹介した映画『しあわせのパン』では、美しい洞爺湖を望む月浦で原田知世さん演じるリエさんの夫役として、毎日美味しいパンを焼く物腰の柔らかい素敵な旦那さんを演じていらっしゃいます。

 

出てくる人物やお店、雑貨や食器に至るまで何もかもが癒しの材料となっていて、すっかり大好きな映画になってしまいました。

この先も演技に磨きがかかって、ますます素敵な俳優さんになっていく予感です。

 

現在放送中のNHK連続小説「なつぞら」での出演決定で、世の中では何役で出てくるの?!とザワザワしておりますが、TEAM NACSのほかのメンバーがすでに出演していることから、「これでTEAM NACSのメンバーが全員そろいました~」と、ご本人も嬉しそうにSNSで報告されていますね。

 

“やっぱりミルコスの社長でしょう” “いやいや、ハルちゃんの旦那でしょ”などと憶測が飛び交う中で、大泉さんの出演を楽しみにされている視聴者の方たちからの人気度がうかがい知れますね!

さぁ何役で出演されるのかを楽しみに、これからのご活躍を見守りたいと思います。

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